有料老人ホームのPR部屋

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有料老人ホームについて

こんにちは こうへいです

突然ですが、あなたは有料老人ホーム特別養護老人ホームの違いについて

ご存知ですか??

 

 

同じ老人ホームですが、サービスや中身の詳細については全く違います。

今回は有料老人ホームの特徴についてお話しいたします。

 

 

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<1>要介護度が低い入居者が多い

 

 

あなたもご存知かもしれないですが、特養は要介護度3以上の高齢者しか入居できないですが、有料老人ホームの場合、それ以外の高齢者でも入居可能です。

ここで要介護度3以上の高齢者と言われてもピンとこないと思うので

どんな高齢者かお伝えしますと、「意思疎通がほとんどできない」、「全介助を必要とする」特徴を有しています。

これは極端な話にはなりますが、要介護3以上で全てを一人でできる人(自立)した高齢者はいません。

要介護度ごとの特徴はこちら

引用:(日立ライフの介護)要介護認定の目安

 

 

特養に比べて、有料老人ホームのほうが身体的負担は少ないと言われています。

同じ20人いる施設でも20人全員の介助を必要とする特養と比べ、有料の場合

多くても10人ぐらいの高齢者が介助を必要とするので、身体的負担は少ないです。

少ないところの場合5人ぐらいのところもあり、老人ホームにしては自立されていたり

普通に意思疎通ができる人も多く入居されています。

これは有料老人ホームごとに変わってくるため目安として考えてください

 

 

ですが、決していいことばかりではありません。

 

 

自立した人が多いということは、それだけ精神的に負担がかかる可能性も秘めているからです。

少なからず、コミュニケーションのスキルを求められるのは間違いありません。

自分の立場になって考えてください。

何も言葉を交わさずに無言で介助されるのと日常会話を交えて楽しくコミュニケーションをとりながら介助をされるのではどちらがいいですか?

 

要介護度が低い高齢者が多いということはそれだけサービスの質を求められるということです。

 

 

<2>それでも特養出身の人からにしたら楽に感じる

 

 

僕が働いていた施設でも多かったのですが、特養から有料に転職されてきた人が「特養に比べたら楽」とおっしゃられることが多いです。

僕自身、特養での就労経験がないため想像で語るしかないのですが、有料でも介助をすることに対して身体的負担は大きかったので、入居されている高齢者全員の介助をしている特養の身体的負担ははかりしれないです。

もしかしたら、その点では、特養のほうが遙かにきついかもしれないです。

ですが、それを有料老人ホームで働いている同僚に言うのも違います。

その施設には、施設独自の環境やきつさ、ルールなど築かれてきたものがあるのでそこで「特養のほうがきっかった」と言ってしまえば、元も子もないので、仮にそう思ったとしても口には出さないようにしてください。

前職の経験を糧に新しい環境で取り組むことはとても素晴らしいことなので

それをうちに秘めて取り組むようにしましょう。

 

 

<3>よくも悪くも営利を求める

 

 

有料老人ホームで働いている以上、営利を求められるのは仕方がないことです。

施設とは言え、一般企業とほとんど違いはありません。

入居されている高齢者の入居費によって施設職員の給料が支払われているということを知ればよくわかることです。

僕も施設の先輩から教えていただいた知識としてありました。

「入居者一人減ることで月50万円ほどの収入が減るということを理解して働いてほしい」

汚い部分にはなってしまいますが、50万円の収入が減るということはそれだけ利益が減るということに直結してしまいます。

 施設長とかは、特に数字を意識していたのをよく覚えています。

ですが、一般介護職員はそのことをあまり知らないので、よく上の人と下の人で意見衝突していたことはあります。

介護職からしたら、数字や赤字と言われてもあまり実感できないと思いますが、もし、あなたが有料老人ホームで働くのであれば、このことを理解して働くようにしてください。

上司と意見衝突してもあまり良いことはないので、助け合いながら働いていくようにしましょう。

 

 

 

今回は以上になります。

有料老人ホームの特徴について記載いたしましたが、まだ他にも数多くあるので

これについてはまたの機会とさせていただきます。